
仙崎駅に停車中の「みすゞ潮彩」(2) posted by (C)夕凪雄那
最初の計画では山口線のSL列車「SLやまぐち」に乗る予定でスケジュールを組んでいました。しかし、JR西日本のサイトで「残席あり」だったにも関わらず、指定券を取ろうと飯塚駅のみどりの窓口に行くと「満席です」と言われてしまいした…JR西日本ちゃんとしろー。
なので急遽、予定を変更。山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」の指定席を取りました。まあ、「みすゞ潮彩」は3年ほど前の冬に乗ってるんですけどね。あのときは天気が悪かったので車窓をあまり楽しめませんでした。なので今回リベンジするという事で、こちらに乗るのも悪くないかなと。
そして、この山陰本線と山口線の旅は今回の青春18きっぷの旅行で唯一、本州に渡った回でもありました。
2011年8月7日朝6時30分ころに家を出て、自転車で新飯塚駅へ向かいます。そして7時6分の直方行き普通列車に乗ることから今回の旅は始まります。直方では若松行きの列車に乗り換えます。若松行きなのでキハ147系でした。
813系でも817系でもなくキハ147系…。今回の旅はこのキハ147系および47系に呪われた(?)旅になるとはこのときは思いもしなかったです。
折尾で鹿児島本線に乗り換え、小倉で乗り換え、門司駅へ。門司駅から関門トンネルで本州、山口へ。ホント、今回は下関まで行くのに乗り換えが多かったです。
関門トンネルを抜け、下関駅に着くと、ホームや側線などに見える車両がガラリと変わりますね。以前下関に来たときは、あまり鉄道車両の事に詳しくなく、関心もなかったので、気が付きませんでしたけど、今回は最初すごい違和感を覚えました。特に子供の頃大阪の環状線や関西本線でよく見かけた103系が停まってるのを見つけて不思議な感覚になりました。こんな近くでこの列車が見られるなんて…。
そして正直な話、関門海峡を渡ったら車両がボロくなったな…とw まあJR九州の列車が綺麗すぎるというのもあるとは思いますが。
次に下関で乗り換えて、山陽本線の普通で新下関まで向かいます。この区間を走ってるのが117系です。クロスシートでこの地域を走ってる列車としてはマシなほうだと思います。まあ一番儲かる路線でしょうからねえ。乗客も多いし編成も長い。

山陽本線117系電車(下関駅) posted by (C)夕凪雄那
そうそう、九州から来て驚くことがもうひとつ。本州のローカル列車はドア手動開閉ボタンがついている事。長時間、駅で待機する場合は車内の温度を保つために、ドアが閉じられてるんですよね。駅に着いてもボタンを押さないとドアが開かなかったりしますwあれ知らない人だと戸惑いますよねw これはJR九州も導入してほしい。
新下関駅に到着後、「みすゞ潮彩」号の発車まで1時間ほどあったので、改札を出て駅前をうろついてみる事に。とりあえず朝飯がまだだったので東口改札そばにあるうどん屋で遅めの朝食。まあ美味くもなく不味くもなくといった感じ。そして駅前に出てみます。

下関駅の駅名標 posted by (C)夕凪雄那

新下関駅の「ようこそ下関へ」の看板 posted by (C)夕凪雄那

新下関駅(東口) posted by (C)夕凪雄那
新下関駅は在来線と新幹線のホームがクロスしているような感じの駅です。駅前の広場には「山口国体」の看板が立ってました。これで初めて山口で国体があることを知りました。そして今回の旅の中でこの国体関係の広告をずっと見続けることになるのでした。

新下関駅の山陽本線と山陽新幹線 posted by (C)夕凪雄那

新下関駅東口駅前ひろば posted by (C)夕凪雄那
駅前のロータリーを挟んで反対側にはなにやら教会がありました。どういうものなのか分からずとりあえず写真に納めましたが、帰って調べてみるとどうやら結婚式場らしい感じです。

新下関駅前の聖マリエ・ド・クール下関(結婚式場) posted by (C)夕凪雄那
せっかくなので南口まで歩いて行くことにしました。東口、西口は在来線のホームからはけっこう離れてるところにある入口で、在来線ホームから通路をずいぶん歩いていかなければなりません。しかし、外から回って南口に行くとけっこう遠かったです。県道34号線に出て、山陰本線にかかる陸橋を渡り、南口へ。
そういえばこの新下関駅の周辺はけっこう馴染みがあったり。駅の近くにある「スーパーとみやま」に直方から青果を配送していた時がありました…。あまり良い思い出ではないですケド…。
さて南口ですが、東口、西口に比べると入口は小さいものでした。新幹線の高架下にあるもので、下手すると見落としそうな感じでした。駅前といえば東口がメインになるんでしょうね。しかし入口は小さいものの、待合室と改札はそこそこの大きさでした。

新下関駅南口 posted by (C)夕凪雄那

新下関駅南口改札 posted by (C)夕凪雄那
待合室で今後の予定を確認しながら時間を潰します。そして15分くらい前に改札をくぐります。「みすゞ潮彩」の着くホームは通路からずっと案内表示がしてあるので迷うことはありません。ホームで通過する列車の写真などを撮りながら、「みすゞ潮彩」の到着を待ちます。

「みすゞ潮彩」乗り場案内 posted by (C)夕凪雄那
この「みすゞ潮彩」は下関駅から乗るお客が基本的に多いのですけど、今回は満席になる前に車内の写真などを撮りたかったという事で始発駅であるこの新下関から乗ることにしました。
「みすゞ潮彩」を待ってる間、通過車両などをパシャリ。

山陽本線キハ40形(新下関駅) posted by (C)夕凪雄那

EF210牽引貨物列車(新下関) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線115系電車(新下関駅) posted by (C)夕凪雄那
発車数分前に新下関駅ホームに「みすゞ潮彩」がやってきます。前回も間違えたんですが、やってくるのは東側から、長府側からやってきます。それをすっかり忘れて、幡生駅方向ばかりを見てました…。まあ周囲の動きでわかったからよかったですけど。

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」(下関駅)(3) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」(下関駅) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」(下関駅)(4) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」(長門市駅) posted by (C)夕凪雄那

長門市駅に停車中の「みすゞ潮彩」(2) posted by (C)夕凪雄那

長門市駅に停車中の「みすゞ潮彩」(3) posted by (C)夕凪雄那
「みすゞ潮彩」は1号車が自由席、2号車が指定席になっています。1号車(自由席)は多少いじられてはいるものの、通常の普通列車とほとんど変わりません。中央に4人がけのボックス席が10ほど、その前後がロングシートの車両になっております。

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」自由席(1号車)車内 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」自由席(1号車)車内(2) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」自由席(1号車)路線図 posted by (C)夕凪雄那
2号車(指定席)は、普通料金(青春18きっぷ)+指定席券510円で乗車することができます。シートは全席海側を向くように作られた2人がけのロングシートです。海側のシートについては90度回転して、紙芝居などがある時にはクロスシートにできる仕様です。あと後ろの人の視界を妨げない為に背もたれが低いです。そして各座席の前にはテーブルが設置されていて、飲食などができるようになっています。それと海側後方の2席に関してはボックス席になっていて4人がけになっております。

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)車内 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)車内(3) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」の売店 posted by (C)夕凪雄那

みすゞ潮彩指定席のテーブル posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)車内(4) posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)路線図 posted by (C)夕凪雄那
また照明や窓のカーテンなども上品に演出されていて自由席との差別化が図られています。海側の窓に関してははめ殺しの1枚ガラスになっていて景色が見られるように工夫されています。山側は窓が開くようになっています。しかし、席によっては窓が小さい所もあり、良い席と悪い席とが別れてしまう所が残念です。大きな窓でも817系の窓より小さい感じで、いまいちな印象を受けました。
あと後方には売店もあり、メイド服を着た販売員とボランティアのガイドの方が乗車されてます。そして途中で紙芝居のイベントが行われます。(土日祝の1号2号のみ)
新下関駅に入ってくるときは1号車が先頭ですが、下関駅で折り返すので山陰本線を走る時は2号車が先頭です。
ちなみにこういう1号車自由席、2号車指定席の形態は呉線の観光列車「瀬戸内マリンビュー」にも見られます。
新下関を出た列車はとりあえず幡生を通過して下関駅へ向かいます。ほとんどの乗客が下関駅からの乗車です。下関駅を出たときは、ほぼ満員になりました。
乗ったのは快速列車の「みすゞ潮彩」です。基本は各駅停車なのですが、特定の列車だけ快速列車になります。
この日は快晴とまでいかなかったですけど晴れていたので、良い日本海の景色が見られました。前回行ったときは冬で雨天だったので、今回は夏の海でしかも晴天に恵まれた景色が見れたので良かったです。
ただ残念なのは、指定券を取るのが遅かったので、山側の席になってしまった事です。前回は海側でしたが、窓の小さな残念席だったので、ホント席には恵まれません。正直山側だと楽しさ半減な気がします。特に写真などを撮りたかった僕にとっては残念な事になってしまいました。これなら下手すると新下関で1号車(自由席)の海側の窓側を押さえて乗ったほうが景色は楽しめたかもしれません…。
みすゞ潮騒は途中、海のよく見えるビューポイント3ヶ所て停車します。ここでガイドの人が観光案内をしてくれます。1号車(自由席)にしか乗ったことのない人の話では、なんで停車するのかよく分からなかったと言っていたので、おそらく観光案内のアナウンスが流れるのは2号車(指定席)だけなんでしょうね。

ビューポイントで停車した「みすゞ潮彩」から見た海 posted by (C)夕凪雄那

ビューポイントで停車した「みすゞ潮彩」から見た線路 posted by (C)夕凪雄那
この辺りの景色は国道199号線から何度も見たことがありましたが、鉄道の線路の上から見る景色はまた違って見えた気がします。ただずっと海沿いを走るという訳ではなく、田園風景や山間の景色の中を走る区間も多いです。

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」の車窓 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)走行中の車内の様子 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」指定席(2号車)走行中の車内の様子 posted by (C)夕凪雄那
「みすゞ潮彩」走る区間の駅には「金子みすゞ」の詩と可愛らしいイラストが描かれた駅名標が設置されています。この駅名標を写真に納めていくというのも面白いかもしれませんね。

新下関駅の「みすゞ潮彩」駅名標(2) posted by (C)夕凪雄那

下関駅の「みすゞ潮彩」駅名標 posted by (C)夕凪雄那

仙崎駅の「みすゞ潮彩」駅名標 posted by (C)夕凪雄那
けっこう途中下車や途中から指定席に乗車してくる人もいました。温泉と瓦蕎麦で有名な川棚温泉がある川棚温泉駅ではけっこう降りる乗客が多かったです。また2号車が指定席だと知らずに乗ってくるお客さんも見受けられました。これは瀬戸内マリンビューでもいましたね。もう少し分かりやすく指定席と書いてあれば良いのでしょうけど。
そして途中で運転席後ろの空いたスペースにて紙芝居のイベントが始まります。演目は「童謡詩人金子みすゞ」です。こういう本格的な紙芝居は子供の頃でも見た覚えがあまりないので興味深かったです。ちなみに下関に向かう列車では「巌流島の決闘」が演目になるそうです。

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」座席回転 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」紙芝居の様子 posted by (C)夕凪雄那

山陰本線観光列車「みすゞ潮彩」紙芝居の様子(2) posted by (C)夕凪雄那
前回はよく分からずに長門市で乗り換えましたが、今回は仙崎まで行くことにしました。どうせ仙崎まで行って折り返しても接続の列車には間に合うので、わざわざ長門市で降りる必要はなかったのです。
「みすゞ潮彩1号」は仙崎が終点。ここから折り返して「みすゞ潮彩2号」になります。仙崎駅で一旦降りて、今度は1号車(自由席)に乗り換えます。指定券はもうないので自由席にしか乗れません。とは行っても1区間しか乗らないですが。

仙崎駅の駅名標 posted by (C)夕凪雄那

仙崎駅の待合室 posted by (C)夕凪雄那

仙崎駅の駅舎に書かれた絵 posted by (C)夕凪雄那
そして長門市駅で降りて、「みすゞ潮彩」とはお別れ。ここからは山陰本線の普通列車に乗り換えます。

長門市駅構内に停車中のキハ40系たち posted by (C)夕凪雄那

長門市駅構内に停車中のキハ40系+キハ120形 posted by (C)夕凪雄那

長門市駅のホームにある観光案内地図 posted by (C)夕凪雄那

長門市駅のホーム(東方向) posted by (C)夕凪雄那
最後に今回撮った「みすゞ潮彩号」のまとめ動画を貼っておきますね。
…といったところで、今回はここまで。その2へ続きます。
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